◆吸入指導エデュケーターとは
認定吸入指導エデュケーターは、薬剤師や他の医療職種に対し、的確な吸入指導法を指導できる高度な知識と技術を有する専門薬剤師と定義する。
認定吸入指導薬剤師の中で、以下の一定の要件を満たす者(受験資格)を募集し、エデュケーター養成講座受講と検定試験を行い選抜します。検定試験と実地選考に合格した者は、認定吸入指導エデュケーター(認定期間3年間)となります。
認定吸入指導エデュケーターは、地域セクションにおける認定吸入指導薬剤師のリーダーとして、吸入療法アカデミー主催(共催)のナビゲーター講習会等の実行委員や講演会講師等を務め、適切な吸入療法の普及と維持を行います。
◆エデュケーター養成講座受講資格
養成講座受講の可否は、事前に下記の書類を提出し、書類選考にて決定。
- 受講時に、吸入療法アカデミー認定吸入指導薬剤師歴が連続2年以上あること。
(平成30年度は、本部理事会や代表理事が、連続2年以上の認定吸入指導薬剤師と同等の知識と指導力があると判断した者は受験可能) - エデュケーター養成講座受講希望者は、受講申請書(書式1)を提出する。
- 5年以上の薬剤師としての実務経験(病院あるいは薬局)があること。
その所属長が発行した証明書(書式2-1)を申請書類として提出、本人が所属長の場合は誓約書(書式2-2)を提出。 - 吸入療法アカデミー指定書式(書式3)の吸入指導チェックリスト(ピット
ホールシート)を用い、過去1年以内に患者指導を行った記録15人以上(デバイスの種類は最低3種類以上、1患者が複数のデバイスを使用している場合、主に指導を行ったデバイスの指導記録を提出)。 - 過去5年間に、学会もしくは研究会にて、吸入療法に関する発表(共同演者を含む)を1回以上おこなっている(抄録等の証明できるものを提出する)。
◆認定吸入指導エデュケーター検定試験
- 認定吸入指導エデュケーター養成講座に参加し、その全課程を修了した薬剤師に対し、検定試験を行い、合格者を認定吸入指導エデュケーターとし、3年間の認定。
- 認定証の発給は代表理事名で行う。
- 検定試験は、試験時間1時間にて、筆記問題数題+DVDを用いた映像問題(配点比率は約50%ずつ予定)とし、75%以上の得点があったものを合格とする。
- 実習でのロールプレイングを選考基準として評価する。
- 認定検討委員会にて、認定可否を決定する。
◆更新について
□更新は3年ごとに、更新年度の6月に行う。その4月末までに更新書類の提出と更新費用振込を完了する。
□更新には、下記要件1)~3)全てを満たす必要がある。
- 認定期間3年間の認定期間中に、合計30単位を取得.
→ 別紙1)単位申請と取得方法を参照
①~④のいずれかが1つ以上含まれることが必須条件 - エデュケーター地域会議を年2回行い、本部へ報告.
→ 別紙2)エデュケーターの役割と地域会議を参照 - 更新費3万円(税込、3年分、振込自費)を指定口座に振込年3月末までに振込み.
【第1期吸入指導エデュケーター更新について】
HPまたは添付ファイルにて更新要件をご確認の上、認定更新の手続きを行っていただきますよう、宜しくお願い申し上げます。
更新費用振込期限:2019年3月31日
更新書類提出期限:2019年4月30日必着
(日・祝日と重なるためご注意ください)
送付先:
〒509-6134
岐阜県瑞浪市松ヶ瀬町1-15-1
一般社団法人 吸入療法アカデミー本部
取得単位がご不明な場合には本部までお問い合わせください。
なお、その際には、確認に多少のお時間をいただくことがございますので、締め切り日まで十分な余裕をもってお問い合わせいただきますよう宜しくお願い致します。