10月の更新セミナーのお知らせ

認定吸入指導薬剤師・看護師更新セミナー(認定単位1単位)

※一般会員・アーカイブ会員も聴講頂けます

   

ZOOMによるリモート開催 (2023年10月1日 17:30 ~ 18:30)

 

講演① 「~当地区における吸入指導連携の紹介~-使用者(医師、保険薬局)の負担軽減を第一目標に-

講師:小竹 宏幸先生(吸入療法アカデミーエデュケーター 岡谷市民病院 薬剤部)

講演内容:喘息や COPD(慢性閉塞性肺疾患)に対して吸入療法は有用であるが、内服薬と異なり正確な手技により確実に吸入できないと効果が期待できない。また、吸入薬の種類は多く吸入手順も吸入器具(デバイス)ごとに異なり、患者だけでなく指導に当たる医療従事者も戸惑うことがある。患者の中には、デバイスを正しく使用できないことで十分な効果が得られないだけでなく、効果が実感できないことで吸入療法自体をやめてしまう人がいる。
 患者が正しく吸入療法を継続するためには、地域の医療機関と保険薬局が連携し、個々の患者情報を共有しながら、地域全体で統一された吸入指導を実践することが必要であると考える。
 この度、吸入指導の標準化を図るため岡谷薬剤師会と当院にて、連携ツールとして「吸入指導依頼書・同意書(医師→薬剤師)」「吸入指導実施確認・報告書(薬剤師→医師)」、指導時の補助ツールとして「吸入服薬情報提供書(患者用・薬剤師用)」、「ピットホール®」、「吸入薬一覧」((一社)吸入療法アカデミー監修)を作成し「岡谷吸入指導連携」を構築、開始した。

今回は吸入指導連携の立ち上げにあたりこだわった点、作成した各ツールを中心に、本取り組みに携わる関係者(患者、医師、保険薬局薬剤師、病院薬剤師)に有益な成果をもたらした「岡谷吸入指導連携」についてお話しさせていただきます。

講演② 「吸入療法の“ブラックボックス”は何処にあるのか?

講師:大林 浩幸 先生(吸入療法アカデミー代表理事 大林 浩幸先生)

講演内容吸入療法における、薬剤セットから吸入が完結するまで一連の流れの中で、われわれが未だ気付いていない、そして解決できていないブラックボックスがある。本講演では、このブラックボックスは何処にあるのか?を解説する。

 

申し込み締め切り:9月30日

 

お問い合わせ:0572-66-1772   いきいき健康薬局 石川 まで

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